いつも通りの年越しです



毎年恒例なのですが紅白歌合戦を見ながらの年越しです。

年末に作詞家の なかにしれいさん が亡くなり、今年は作曲家の筒美京平さんも亡くなってしまって、ブルーライトヨコハマ、また逢う日まで、人形の家、知りすぎたのね.....、昭和歌謡がまさに終わった感があります。

7〜8歳まで商店街で暮らしていて、その頃は通りに有線放送が流れていました。坂本九さんやザ.ピーナッツなどに混じって、コニーフランシスやポールアンカなどの洋楽をいつも耳にしていたように思います。合間に、ホームランバーのアイスの宣伝が入ったりもしていました。

小学生の頃からは昭和歌謡の全盛期、高校三年生や小指の思い出などを親子で口ずさむような家族でした。三丁目の夕日という映画がありましたが、まさにあんな感じでした。そして当然のようにグループサウンズ漬けの中学生時代を過ごしました。

こういう原風景が紛れもない事実として自分の生活感の中にあるので、年越しの紅白歌合戦はお蕎麦とともに必需品です。

すでに楽曲に昭和歌謡は少なくなりましたが、我が青春の全盛期と共にあったフォークソングシンガーが凄い存在感で、さだまさしさん、松任谷由実さん、玉置浩二さん、まさに大御所という位置付けです。懐かしい曲、今年の曲、家族でワイワイガヤガヤとコメントしたり一緒に歌ったり。恒例の年越しでした。


それにしても、無観客のNHKホールは想像を絶しましたが、そこはデジタル時代、プロジェクトマッピングや画像合成を駆使して華々しく盛り上げていました。オリンピックもこんな感じなのでしょうか?

除夜の鐘を聞きながら、2021年は明るく楽しい年になって欲しいと願って年を越しました。