ムーミン

昨年、ムーミンパークに行ってみました。子供が小さい時に絵本で触れたことはあるのですが、その頃はあまり深く読むこともなく、キャラクターの可愛さの方が先行していたと思います。

KOKEMUSというトーベ・ヤンソンの展示パークで、その生涯やムーミンという一連の物語は私が生まれる前、戦前に書かれた本だと言うことに改めて感動しました。

確かに可愛いというより不思議なキャラクターですし、物語も暗い印象の方が強いので、子供に楽しく読み聞かせるという感じではなかったことを思い出しました。

その内容の深さは、驚くほど今の社会にピッタリです。

先日、BS4Kでアニメ放送されていることを知り、録画して見ています。画像の美しさはもちろんなのですが、子供向けアニメとしてはやはり難解のように感じます。むしろ今だからこそ、トーベヤンソンの世界に浸って、命や孤独、生命や死などについて考えるきっかけになっています。